写真やイラストの品質について

一般的な印刷物の画像解像度は350dpiにて作成されています。パソコンのモニターは72dpiの解像度で表示されていますので、モニターできれいに見えていても、印刷をしてみるとひどい仕上がりの写真になるときがあります。

ワード、エクセルなどのアプリケーションで、写真などに対し一般的な印刷と同等の仕上がりを要求される場合は画像やイラストを配置した時に、目標とする大きさの５倍程度の大きさのものを配置してその後5分の1に縮小するという方法にて、きれいな仕上がりの製品を作成することができます。

フォトショップなどのフォトレタッチソフトに慣れていて画像解像度について詳しい方は、350〜400dpiの画像を材料としてデータを作成してください。

ワードについて

塗り足しが必要な製品の注意点
塗り足しを付ける方法としては以下の2点があります。

1.ページ設定の時にあらかじめ用紙サイズより上下左右に3ミリずつ広げた設定にてデザインをしていただく。
2.紙面全体を102%に拡大して面付け処理の時に塗り足しを付ける。

2の方法はお客様がデータ作成時に作業がしやすく、できあがりの製品もほとんど違和感なく仕上がりますので当社としてはこちらをおすすめしております。

必ず出力見本を添えてください
一般的にオフィス系アプリケーションと呼ばれるワード、エクセルなどのデータは、異なるハードで開いた時に、レイアウト崩れが起こる可能性がありますので、チェック用として、最終データをプリントアウトされたものを出力見本として添えていただくようお願いします。

色の変換について
オフィス系アプリケーションは色がRGBにてデータが作成されています。出力時にはCMYKに変換されますので、そのときに色のくすみが発生しますのでご了承ください。

フォントについて

Windowsデータの場合、TrueTypeフォントが無数に存在しており全てに対応することは困難ですので、お手数ですが入稿時にご使用フォントをお知らせいただくようお願いします。
弊社にないフォントは、別のフォントに置き換えられます。